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Goddess Garden AINA*HANAU - 女性の心身のサイクルをALOHAにサポート


産後ケアユーファイに思うこと

2020年1月6日

 

みなさん
ALOHA

こんにちは。

 

 

産前産後のお母さんに寄り添う
ユーファイと言う仕事をしていて
感じることがあります。

 

 

 

それは

産後ケアを受けた多くのお母さんたちに起こる

「温まる→緩む→許し→生きる力が蘇る」

というプロセスの大切さです。

 

 

出産は、女性の人生の中の最大の転機。

 

 

その大きな通過儀礼の中で

多くの女性達は

様々な関係の中で感じつつも封印してきた

または初めて気づいた感情と

出会うことになります。

 

 

それは

子供の頃の封印した感情であったり

夫婦関係、親との関係、

婚家との関係や女友達との関係

または自分自身との関係であったり様々です。

 

お産という、現代の日常とは

はるかにかけ離れた体験の中で

 

 

赤ちゃんと言う

「宝物」であり

自分の全てを犠牲にして
はじめて生きられるように造られた命であり

未知の
言葉の通じない

野生そのものの生き物と

 

向き合うことになります。

 

 

その生き物と呼応する中で

 

自分自身のセンシティブな面が
研ぎ澄まされたとき

 

 

 

ダムが決壊するように
様々な感情が出てくることがあります。

 

 

 

けれど
待った無しの昼夜問わずの子育ての中で

 

 

どうそれと向き合い
昇華していいのか分からず

 

 

戸惑いながら身を固くして頑張るしかない日々。

 

 

この仕事はそんな感情や気持ちに

そっと 丁寧に ただただ

添っていく仕事だなと思います。

 

 

ハーブの香りに包まれて
ゆったり芯から温まりながら

 

家族ではなく
友達でもなく

 

 

セラピストに

 

 

それらの気持ちを自然に言葉にできた時

 

 

ふっと奥の奥が解れて
緩んで

自分自身への深い許しと癒しが
自然と起きることがあります。

 

 

そんなプロセスに寄り添い続ける中で
思うことは

 

目覚めるのを待っていた種から
ふわっと芽が出るように

 

生き物としての命の力が
再び発動していく

 

その神秘と力強さです。

 

 

その姿を目の当たりにするとき

女性を崇めてきた古代の女神信仰の
真の意味が
わかる気がするのです。

 

 

 

子どもを抱いて
いのちを分け与える太母としての
その姿を讃えたのではなく

 

 

通過儀礼を通過した女性の
ある種の命の力が目覚めたその瞬間の
その静かな輝きこそが

 

 

讃えられるべき
美しさだったのだということを。

 

 

 

 

誰よりも素晴らしい宝を
もらっているのは

 

 

その美しさの発現に
毎回立ち会うことができる私自身だと

 

心から思うのです。

 

 

mahalo

MOMO