2020年10月24日
みなさま
ALOHA
こんにちは。
今日は流産のケアについて
少しお話しできたらと
思います。
流産はどの女性にとっても
とても辛いことです。
それが安定期に入る前でも
数週目でも
いちどお腹の中に宿り
育ち始めた命が
流れていってしまう体験は
言葉にできない悲しみや喪失感を
ともなう体験です。
また、流産後の処置も
痛みや心のダメージを
思っている以上に伴います。
いのちのことわりは
私たちの人知を超えていることは
わかっていても
「よくあることだから前を向こうよ」
「次の子が待ってるよ」
そんな言葉に気づかないところで
傷ついていたり
「自分の過ごし方の
どこが悪かったのかしら」と
自分を責めてしまったり。
責めることはもちろん
一人で真正面から
「向き合う」必要はなくても
心身のダメージを
優しく、暖かく
ゆったり時間をかけてケアすることで
ご本人が思っている以上に抱えていた
ストレスや疲れ、感情が
ゆっくり奥からほぐれていきます。
サロンではタイの伝統医療の
ユーファイと言う
産後ケアをしているのですが
流産の方にも
もしかしたら産後よりも
心身を芯から温める
ユーファイは裡からじわじわと効いて
オーガニックのハーブや
昔ながらの素焼きのポット
バナナの葉などを使って
ケアされる時間に
心も身体も
ふわーーっとほぐれていきます。
最後にタイシルクの中で一人で
ハーブの蒸気に包まれる時間は
溜まっていた心身の大きな
デトックスになり
しずかにポロポロと
涙が汗と一緒に流れて
スッキリした、美しいお顔で
サウナから出てこられるのを見ると
女性の優しさや美しさ
しなやかさに
毎回打たれます。
「自分が子宮の中にいたみたいで
生まれ変わった気持ちです」
そんな風におっしゃる方も
多くおられます。
慌ただしい現代社会で
直線の時間の中で
日々の子育ての中で
なかったことにしてしまうことが多い
流産の心身のダメージ。
ゆっくり
しずかに
ほっこりと
癒すお時間を
サロンでの施術でも
ご自宅で
ご自分なりの方法でも
過ごしていただけたら良いなぁと思います。
mahalo
MOMO