みなさま
ALOHA
こんにちは。
産後ケアの時にいつも感じるのですが、お産は母娘の幼い頃からの葛藤の物語の起承転結の「転」になるチャンスになりうるということです。
女性という性は、よく言われることですが生まれた時から女だなと思います^ ^
丸々とした玉のような赤ちゃんの頃から、女の子はしっかり女性!!
乳児クラスの担任を長いことしていた保育士の頃実感しました。
古今東西、継母の物語や魔女が御伽噺に繰り返し登場するのは、母娘の様々な形の葛藤が、人類の一つのテーマでもあるからだと思います。
あの「銀河鉄道999」も、メーテルと機械帝国を作り上げた母親のプロメシュームの深い葛藤物語として観直すと、大変面白く観られることと思います。
そんな母娘の葛藤のストーリーに転機をもたらすのが、娘の出産だなと思います。
娘が母になった時、幼い頃母に感じた様々な思い…トラウマや母との何気ないやりとりで傷ついたことなども含めて鮮やかに蘇ってきます。
一方母も、祖母になった自分を誇らしく思うと同時に、玉のような赤ちゃんを抱く若く美しい娘、子育てのなんたるかを知らない娘に、様々な思いを抱きながら関わります。または、時に深く関わるのを拒否することもあります。
そこで生じる様々な葛藤や軋轢は、多くの産後のママたちにとっては想定外のもので戸惑われる方が多くおられます。
でも、それは自然な感情であること
ここが母娘の関係の一つの転機であること
そして、「結」は恐らく、母を見送り、いつの日か自分もまた祖母になった時、亡き母の面影を悲喜こもごもひっくるめて抱きしめる時、訪れるギフトであること…
お悩みを打ち明けられた時は、そんなお話を、産後ケアユーファイのタイハーブの香りに包まれながら、ゆったりのんびり、御伽噺などを交えながら、お話しさせていただいたりします。
そして、ユーファイが終わると待ち構えていた祖母となったお母様たちからの「娘が私のアドバイスを聞いてくれない!」の愚痴(笑)。
あちらにいい顔、こちらにいい顔する私の悪口を、「MOMOさんって、調子いいよねー」と2人で後で言っててくれたら上出来だな(笑)と思いながらうんうんとお聞きします^ ^
そんな母娘の姿を古今東西、きっと、たくさんの私のような役割の女性たちが、私と同じような温かい気持ちで見つめてきたのだろうな思いながら帰途につくのです。
mahalo
MOMO