みなさま
ALOHA
こんにちは。
HSPという言葉をご存知ですか。
エレイン.N.アーロン博士が提唱した言葉で、Highly sensitive person の略です。
博士の「Highly sensitive person 」の日本語の初版に出会った時、「ああ、このしんどさをわかってくれる人がいたんだ」と、どれだけ胸をなでおろしたでしょう。
日本では、繊細さん、敏感な人、過敏な人、気にしすぎる人などの訳し方になっていて、色々本も出ていますが、私個人は「感受性豊か」と自分の中で訳しています。
ほぼ全ての生き物の群れの中で、15-25%程度の個体が他の個体よりも刺激に対して敏感に反応するそうです。
それはその群れに対して警鐘を鳴らす役割を果たすためだと研究から分かっているそうですが、私たち人類もまた同じだと言います。
4人に一人くらいのうちに入り、HSPチェック項目の全てに当てはまる個体の私ですが
この本との出会いは本当に目からウロコで
常に自分にムチ打って、もっと強くならなくては、もっと社会の迷惑にならないようにしなくては、もっと順応しなくては…
そんな自分を駆り立てて責めていたサイクルからの出口を見つけたような気持ちがしたのを覚えています。
そして、13年近くが経過して、スーザン=ケイン氏の「Quiet 内向型人間の時代」が全米で(あの!アメリカで!)ミリオンセラーになりました。
さらに、昨年にはデンマークのイルセ=サン氏の「敏感な人や内向的な人が楽に生きるヒント」が出版されて
この考えが普及してきていることをとても嬉しく思いました。
特に後者は著者の言葉も翻訳の言葉も素晴らしく、一つもHSPの人を「活用」しようというニュアンスもなく、直さなければいけないものという考えや言葉を使っていないこともあり、私の隠れバイブルです。
この感受性は「直すべきもの、改善すべきもの」ではなく私の個性で宝物。
たしかに、4人に3人の人よりも刺激に弱く、疲れ果ててしまうかもしれないけれど、この個性を祝福して生きよう、大切に育てよう…
そんな風に思って生きています。
それでも
SNSの普及や高速通信時代に入ってますます全てがスピーディーになり
常に見えない誰かに「もっともっと」と急かされているような煽り運転社会(と私は呼んでいます)の中にあると
気をぬくと途端にまたどこかで自分を急かしたり、責めたりしてしまうことも多々あります。
そんな中で
バラの蕾に宿った朝露にまで心を震わせる豊かな感受性のアンテナを持って
人の悲しみにその人以上に胸を痛めてしまう優しいアンテナを持って
ガサツな音や香り粗雑な命への扱いなど
一つ一つに息を詰まらせるような命そのもののアンテナを持って
優しく遠慮がちに生きている人たちが
ありのままでいられる場所
深い息がつける場所
何も否定されない場所
このままで良いんだと
心も身体もホッとできる場所になりたいと
思ったりしています。
そして一緒にアロハな優しい深呼吸をして
また明日からそれぞれの場所で
一緒に自分の豊かな感受性を生かして生きられるように
励まし合えたら…
そんな風に思います^_^
お茶を飲みながら話をゆっくりうかがって、楽に生きるヒントをご一緒に見つけるココロミカフェ。
身体からケアして
自分の内側の大切なエネルギーと繋がりなおすロミロミや薬草ケア。
読んでいて身体が緩む方にまずお越しいただければと思います。
ご自身はもちろん、大切な友人やパートナーさん、お子さんが、HSPの感受性を持て余して悩んでいたらご一緒に…
HSPの方の産前産後にも 丁寧に寄り添えたらと思っています。
温かいホッとするお茶と
優しい犬たちと
観葉植物達とお待ちしております^_^
mahalo
MOMO